Sick House Syndrome Prevention

シックハウス対策/第2種換気

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シックハウス症候群の不安解消!

シックハウス症候群とは身の回りの化学物質から放散された汚染空気を吸い込むことにより、めまいや頭痛、吐き気だるさなどの不定愁訴を招く病であり、ある日突然に誰もが発症してしまう危険性が指摘されています。もし発症してしまった場合にその汚染環境に居続けると症状がさらに悪化し化学物質過敏症や電磁波過敏症に発展する恐ろしい現代病です。何よりも一度発症するとその家に住めなくなってしまう場合も少なくないのです。

生命維持に空気は欠かせない反面、人は汚染空気に弱い

人の生命維持には空気を取り込み続ける必要があり、毎日重さにして約15kgの空気を取り込まなくてはなりません。また体内への有害化学物質の侵入経路は、飲食物は肝臓である程度解毒され体外に排出されますが、空気に含まれる有害化学物資は呼吸によって肺胞から直接血液に取り込まれ体中に汚染物質が入り込みます。人生の約57%滞在することになる家の空気については、身の回りの化学物質はもとより黄砂やPM2.5などの汚染外気に対し、その濃度を低減できるよう安全な室内環境を形成しなくてはなりません。このようにシックハウス症候群の不安を解消し、愛着を持って新居に住み続けるためにも、新築や改修工事の計画段階から汚染空気対策を考えておくことはご家族のためにも大変有益な事なのです。

建築基準法に適法な24時間換気は3種類

2003年7月、政府ではシックハウス症候群を招く原因が建材から放散される室内空気汚染とする見解からホルムアルデヒドなど2物質について化学物質使用量を規制し24時間換気装置の設置を定めた建築基準法の改定を行いました。指定物質の室内汚染濃度低減のため24時間機械換気のファン能力に最低基準を設け、1時間あたり部屋の気積0.5回分の空気を入れ替えられる能力の換気ファン設置がすべての建物で義務化されています。

適法な24時間機械換気(第1種換気、第2種換気、第3種換気)

から屋が第2種ハイブリッド換気をお勧めする理由

従来、第2種換気は壁内結露の危険性があるとの考えから木造住宅では使われていませんでしたが、2000年に公的機関が木造住宅への利用を研究し第2種換気を安全に実施できる指針が設けられました。2024年までに全国で延べ約8000件の木造住宅で第2種換気は採用され、約115社の住宅会社で建設されてきました。(㈱から屋調べ)

現在、一般社団法人北海道建築技術協会のテキストにも第2種換気の実施要綱が掲載され、国土交通省の一次エネルギー消費量計算用Webプログラムにも第2種換気の入力項目が設けられていますが、第2種換気の実施には高気密施工と適切な排気口の設置が必要で、寒冷地においては給気予熱を考えた躯体施工の工夫が必要不可欠になります。もし、専門家の指導を受けずに第2種換気を設計施工した場合や専用の換気装置を使用せずに実施した場合には、排気口からの逆流が生じやすくなり、家中寒くなる現象が高頻度で発生します。このため住宅の気密性能の確保や適切な排気口設置の設計施工方法について監理監督できない大手の換気装置メーカーでは第2種換気を取り扱うことは不可能なため、弊社の第2種換気取り扱い研修で正しい知識を会得していただく必要があります。

第2種換気と第3種換気の違い

同じ通気量でも第2種換気は乱流効果により外気を部屋中に拡散させることができるので、同じ動力であれば第2種換気の方がお部屋への外気給気効率は良くなります。写真のデモ実験では第2種換気の方が内部の発砲ビーズが均等に動いていますが、実際の住宅では外気を直接部屋に取り入れると寒くなるので建設時の工夫が必要です。
弊社の研修では第2種換気の実施理論と安全な建設方法を解説しています。

(室内への換気作用のデモ実験風景)

第2種換気は確実に給気できます

第2種換気は上下階への給気量バランスが通年で優れていますが、第3種換気は冬季になるほど上階への給気量不足によりCO₂や有害化学物質の汚染濃度上昇に注意が必要です。

※トレーサーガスを使用して各部屋の換気量を精密に測定
出典:天井懐空間を利用した加圧型機械換気システムに関する研究
(空気調和・衛生工学会大会学術講演論文集/平成13年)

第2種換気は室内空気が清浄化されます

第3種換気は室内が負圧になるため壁内の建材から放散される化学物質が室内流入され汚染空気の濃度上昇を招きます。反対に第2種換気は正圧により室内汚染空気の濃度低減が期待できます。あわせて第2種換気の住宅は正圧を維持するため建物の隙間からの花粉や屋外汚染空気(黄砂やPM2.5等)の室内侵入を抑止し室内空気をキレイに維持できます。

その他、サッシの表面温度について第2種換気と第3種換気では第2種換気の方がサッシの表面温度が高く維持され結露リスクの低下や隙間風が侵入しないことが実証実験により確かめられました。この実験に興味ある方は弊社までお問い合わせください。

第2種ハイブリッド換気による省エネ性

第2種換気とパッシブ換気の良いとこ取りしたハイブリッド型換気ユニットはノーステック財団の支援事業により研究開発されました。(エコブレスハイブリッド換気®として商標登録と特許登録済)
このユニットを使用すると第2種換気でも冬季にデマンド換気の実施が可能になるので札幌モデルにて第1種高性能型熱交換換気と同等の省エネ性能であることが北海道科学大学の検証により評価されました。国土交通省の公式な一次エネルギー消費量計算用Webプログラムでもこの換気ユニットは、「非消費電力」の数値入力が認められているため、西日本地区では他の換気と比較して一次エネルギー消費量が最も削減される計算結果を得られます。 また、ハイブリッド換気は各社の全館空調システムの換気機能として親和性に優れているため、様々な空調システムに装着可能です。ご興味ある方は弊社までお問い合わせください。

PM2.5対応フィルター標準装備

第2種換気は生体にやさしい空気を簡単につくれます

2006年、家の埃には有害化学物質である臭素系ダイオキシンが含まれていることが京都大学の研究チームによって発表されました。
特に先進諸国では、その室内の埃に含まれたダイオキシンの吸い込む量が食品から摂取する量を上回っており、入居者への健康被害が懸念されておりますので、埃の舞いやすい室内環境は人体への悪影響が心配になります。そこで弊社ではマイナスイオン比率の高い空間では埃が舞いにくくなる現象に着目し、1930年代から空気イオンによる人体への生理的影響の研究について歴史がある北海道大学とのマイナスイオン比率の住宅検証成果を参考に、第2種換気を利用しながら室内のマイナスイオン比率を高め、室内で埃が舞いにくくなる方法をご提案しています。興味のある方は弊社までお問い合わせください。

北海道新聞掲載記事(2006年)


ダクト内部や排気扇表面の埃には臭素系ダイオキシンが含まれている可能性があります。


このように化学物質汚染空気によるシックハウス症候群は誰もが明日発症するかもしれません。水を飲むのにミネラルウォーターを購入すると同様に、日頃から吸い込む室内空気に対しても「本当に清潔か?」という問題意識で十分に気を使ってもらえれば幸いです。

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